歯医者選び、どんなことで迷っていますか?

歯医者は今やコンビニの数より多い…というのも有名な話ですね。

  1. 美容室
  2. 郵便ポスト
  3. 歯医者
  4. コンビニ

…の順で多いそうです。
歯医者は大変と言われていますが、歯医者の数倍というレベルで多い美容室がありますから、僕たちも負けてはいられませんね(笑)

さて、それだけ多い歯医者ですが、皆さんはどうやって歯医者を選んでいますか?
これだけ歯医者が多いと、選ぶ側の患者さんはとてもお困りなのではないかと思います。

もちろん僕は歯科医院を経営しておりますので、出来れば皆さんに当院に来ていただきたいです。 ですが皆さん全てにとって、当院が必ずしもベストな歯医者とは限りません。 どんな歯医者さんが患者さんにとって良い歯医者なのか、どんな患者さんにとって当院がおすすめなのか。

そんなお話を少しできればと思います。

歯医者は医院によって治療方針が異なります

まず始めに知っていただきたいのが、街の開業医から大学病院の歯科医師に至るまで、治療方針というのは歯科医師の数だけ存在しているということです。

歯科医師は、日々、歯やお口のことでお困りの患者さんをお救いできるよう、勉強を続けています。 僕もいろいろな勉強会に参加させてもらい、毎週のように新しいことや違う視点からの考え方、様々なことを学んでいます。

ですが、歯科治療はお相手が患者さん、人間です。
そして治療する側も人間です。
それぞれの先生がベストを尽くそうと患者さんと向き合っていますが、「1+1=2」のように単純に治療法を選ぶことはできません。

このような理由から医院ごとに治療方針が異なり、患者さんによって「合う歯医者さん」「合わない歯医者さん」が出てくることと思います。 皆さんには是非自分に最も合う歯医者さんを見つけていただきたいです。 皆さんがそれぞれの先生方を見て、自分に合う、ベストな歯医者を選ぶことが歯科医療の発展につながるのではないかと考えています。

当院の3つの特徴

1.理念は「ストレスフリー」

「ストレスフリー」という言葉、皆さんにはどのように伝わるでしょうか。

僕は、ひとりの歯科医師として独立開業するにあたり、医院の理念をどう掲げるかとても考えました。
開業前に僕の恩師から「何が起きても揺らがない自分のポリシーは必ず持っておきなさい」と言われていたんですね。

最終的に出てきた言葉がこの「ストレスフリー」でした。

「ストレス」とは、まず第一に患者さんのストレスです。
話をもっと聞いて欲しかったのに治療に移ったり、本当は別の治療を望んでいたのに言い出せなかったり。 そもそも歯を削ったり麻酔をしたり、ただでさえ患者さんにストレスをかけやすいのが歯科治療ですからね。 この患者さんのストレスを可能な限り取り除きたい、というのがまずありました。

次に歯科衛生士などのスタッフのストレスです。
スタッフにとってストレスの少ない環境にする。 そうすることでスタッフは最大のパフォーマンスを発揮して仕事に臨めるようになりますし、僕もとても働きやすくなります。
結果的に院内に笑顔が増え、良い雰囲気を作ることができ、それはきっと患者さんにも感じてもらえることでしょう。

そして最後に僕のストレスです。
僕自身が良い治療を行えるようにするためにもストレスは無くしたいところです。

このように考えて医院理念を「ストレスフリー」としました。
残りの2つの特徴もこの「ストレスフリー」から来ています。

「ストレスフリー」という言葉では伝わりにくい部分もあるかと思い、しっかりと語ってしまいました。 読んでくれてありがとうございます。

2.自分にできない治療は行いません

これも「ストレスフリー」の一環です。 僕は自分にできない治療を無理して行うことはありません

歯科医師が自分にできない治療を背伸びして行うのは、患者さんにとってとてもストレスなことだと考えています。 僕にとっても、できない治療を無理に行って患者さんを不幸にしてしまうのはとてもとてもストレスです。

できる治療は全力でやらせていただき、できない治療は行わない。 これが僕の歯科医師としての大原則です。

もちろん、「あれできません」「これできません」では患者さんは困ってしまいますので、当院にはいろいろな分野を専門とする先生方をお呼びしてカバーしています。
それでも難しい症例の場合には大学病院や僕が信頼している先生のいる病院へご紹介する仕組みを作っていますので、その点はご安心ください。

3.しっかり話を聞き、しっかりと説明いたします

僕の治療の得意分野は、補綴(入れ歯)と保存・歯内治療(虫歯の修復や、神経の治療など)で、歯科医師以外にこれといった専門医等も取得していません。
「じゃあ、僕の強みは何か?」と自問自答すると、『患者さんへの説明技術』と『治療の丁寧さ』に重きを置いている点だと思います。

インフォームドコンセントと言う言葉があります。

インフォームド・コンセント(英: informed consent)とは、「十分な情報を得た(伝えられた)上での合意」を意味する概念。

特に、医療行為(投薬・手術・検査など)や治験などの対象者(患者や被験者)が、治療や臨床試験・治験の内容についてよく説明を受け十分理解した上で(英: informed)、対象者が自らの自由意志に基づいて医療従事者と方針において合意する(英: consent)ことである(単なる「同意」だけでなく、説明を受けた上で治療を拒否することもインフォームド・コンセントに含まれる)。説明の内容としては、対象となる行為の名称・内容・期待されている結果のみではなく、代替治療、副作用や成功率、費用、予後までも含んだ正確な情報が与えられることが望まれている。また、患者・被験者側も納得するまで質問し、説明を求めなければならない。

歯科治療は、患者さんが歯科医師に無防備にお口の中を見せるところから始まります。 人前で無防備に口を開けるなんてことは、相手を信頼していないと難しいことだと思います。

そのために僕はこの「インフォームド・コンセント」(=十分な説明を行ったうえで、対象者が自らの自由意志に基づいて医療従事者と方針において合意する)を何よりも大事に考えて、治療に当たっています。 これは一度当院で治療を受けてもらえると、僕がいかに説明を重要視しているかすぐに分かっていただけるのではないかなと思います。

まずは皆さんのお話を聞かせてください。 歯のお悩み、お口のお悩み、顎のお悩み、なんでもかまいません。 誠心誠意対応させていただき、少しでも解決へ向けてのお話しができればと思います。

歯医者が怖がられる理由と当院の対策

皆さんは歯医者お好きですか?
歯医者ってできれば行きたくないものじゃありませんか?
僕自身、子供の頃から歯が悪く、歯医者が怖い中、何度も通わされた経験があります。 「歯医者に行かなければならない…」 そう思うたびにすごく恐怖したのを覚えています。

僕が歯科医師になるにあたり、これはひとつのテーマでした。
「何が歯医者を怖いと思わせているのか?」 これを突き止めて原因をできるだけ排除し、患者さんをこのストレスから解放したかったのです。

歯を削る音、独特の薬品の匂い、麻酔や治療の痛み
五感に関することがまずあります。 もちろんこれらはどれも恐い理由だと思いますが、僕自身の経験談から導き出した最終的な答えは、
「何をされてるかわからない」 という恐怖心が大半を占めるのではないか、ということでした。

なので、僕はこれらの恐怖心を排除するために、治療の際にはこれから行う事を逐一ご説明しながら治療をします

「風かけますねー」
「のどのお水吸いますねー」
「では今から削っていきますねー」
「光を当てていきます」等々。

小児のお子様や恐怖心の強い方には、治療に使う器具をお見せすることもできます。

他に患者さんに聞かれたことがあるものですと…

光が出るので目を開けないよう言われた(その後にピーと音が鳴った)

これはレジンを光重合させる時の操作ですね。

レジンというのは虫歯で削った部分を修復するために歯科で扱うプラスチックです。
削った部分をぴったりと埋められるように、最初は柔らかい状態になっています。 この柔らかいレジンを削った部分に埋めたあと、これを硬化させるために専用の光照射器で光を当てます。

この時に「目をあけないでくださいねー」とお伝えします。 光照射器のスイッチを入れた時にはピーと音が鳴ります。

この後に咬合調整がありますので、下の「何か紙のようなものを噛まされて、歯をカチカチするように言われる」の部分も読んでみてください。

何か紙のようなものを噛まされて、歯をカチカチするように言われる

これは咬合調整ですね。
赤や青の『咬合紙(こうごうし)』という紙を使って、噛み合わせの状態を確認する操作です。

咬合紙はカーボン紙のようになっていて、カチカチ噛んでもらうことによって今どことどこの歯がどのくらい当たっているのかが分かります。
体に害のあるものではありません。
歯に付いた色については、治療後に洗い流します。

診察台のそばで火を使っていた

申し訳ありません、歯科はチェアサイドで意外と火を使います。
根っこに詰め物をする時、銀歯などの噛み合わせを見る時、入れ歯を作る時・合わせる時など。

どのような状況でも、患者さんのお口の中に熱したものを入れる時は火傷するような熱さではないことを確認してから処置を行っています。 根っこの詰め物の時は熱いままですが、患者さんの肌や唇、歯ぐきに触れないよう細心の注意を払っています。

そうですよね… 熱したものを口の中に…というのは恐いですよね。
僕の方でもこれまで以上に注意をして声かけをさせていただこうと思います。

途中で人が変わった

これは歯科医師と歯科衛生士が交代したのだと思います。
歯科医師がお口の中を見せていただき、その後、歯の型をとったり、歯のクリーニングを行う際に歯科衛生士と交代します。

歯科医師も歯科衛生士も共に国家資格ですが、専門とする範囲が違います。
僕たち歯科医師も歯のクリーニングや型取りができますし、その資格ももっていますが、歯科衛生士はその専門家です。 なるべく質の高い治療をご提供できるよう、当院でもそれぞれが専門とする分野を担当するようにしています。

挙げればきりがないのですが、具体的に今何をされているのか分かりやすいように声掛けをすることには注意をしています。 患者さんが希望されれば、治療の手順の意味も説明を行っています。 ご不明な点があったり、詳しい治療内容に興味がある場合にも遠慮なくお声かけ下さい

また、実際にこのように治療を行ってみて、恐怖心が軽減された、されなかったという感想も是非聞かせてほしいです。 「もっとこうした方が恐くなかった」などの改善点ありましたら、以降の治療に反映させて、よりストレスフリーな治療へと改善していきたいと思います。

歯医者を選ぶ際に見るべきポイント

これは『=僕のおすすめしたい歯医者像』になってしまうので、だいたいが上でお話しした内容になってしまいますが、ひとつ付け加えて…

  1. できる治療をきっちり行うこと
  2. ちゃんと話を聞き、ちゃんと説明をすること
  3. 歯科医師が複数いること

だと考えています。

なぜ歯科医師が複数いるといいのか。

それはヒューマンエラーを減らすことができるからです。

ヒューマンエラー

ヒューマンエラー(英: human error)とは、人為的過誤や失敗(ミス)のこと。 JIS Z8115:2000では、「意図しない結果を生じる人間の行為」と規定する。

人間は回数を増やせばどこかで必ず失敗します
機械のように正確に動き続けることはできないので、こればかりはどうしようもありません。
「Nobody’s perfect.(完全無欠な人は存在しない)」

しかし患者さんからすると、歯医者さんに行って「僕たちも人間なので失敗することがあります」では困ってしまうでしょう。
なので医科や歯科、それ以外の全ての現場では次のことに注意してシステム作りを行います。

  • 可能な限り失敗を減らせる仕組みを作る
  • 失敗した際にすぐにフォローができる仕組みを作る

複数の歯科医師による診断も、この取り組みの中のひとつです。

歯科医師が複数いると治療計画を全員で検討することによって、失敗のリスクを減らすことができ、より良い治療プランにすることができます。 万が一失敗した場合にも複数でフォローを行うことで、リカバーしやすくなります。

当院でもヒューマンエラー対策のため、複数の歯科医師で診療を行っています。

あとは、歯科医師が多くいると単純により多くの患者さんを診ることができるので、お待たせする時間が短くなるというメリットもありますね。

まとめ

どうだったでしょうか。

皆さんに歯医者のこと、当院のこと、私のことをできるだけ知ってもらおうとかなり正直に書いてみました。
もしご興味をもっていただけたなら是非一度ご来院ください。

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