新型コロナウイルスを含めた当院の感染予防策について

2020/3/13公開

こんにちは。 陽だまり歯科院長の猿田陽平です!

今回は当院で行っている感染予防策についてご紹介したいと思います。

先日、Yahoo!ニュースで「歯医者へ行くと新型コロナに感染しやすい」のような内容のニュースを見たのですが、その内容にちょっとカチンときました。 コメント欄も大荒れで、現役歯科医師を含む1,000件以上のコメントがついていました。

そこでは多くの歯医者が器具はおろか手袋や紙コップも使い回していて、滅菌や消毒などの対策を行っていないように書かれており、歯医者へ行くと新型コロナウイルスに感染しやすいと錯覚しやすいようなことが書かれていました。 こんな記事見たら僕だって歯医者に行きたくなくなりますよ。

今どき、手袋や紙コップの使い回しなんて僕は聞いたことがありません。

器具の滅菌についても医院によりますが、使い回しなど論外で、設備的に許す限り力を入れている先生ばかりです。 もちろん当院でも使い回しは行っていません。

そこで今回は、患者さんに安心して通院してもらうためにも、当院で行っている感染予防策についてお話ししようと思います。

診察台周辺の消毒

当院では患者さんの治療が終わるごとに、診察台、ライト、うがい用の装置など、患者さんが触れる場所、唾液が飛びそうな場所など、全てを丁寧にアルコール消毒しています。

新型コロナウイルスがアルコール消毒で十分かどうかはまだ明らかになっていませんが、情報が入り次第、適切な対応に切り替える準備もあります。

ミラーやピンセットなどの滅菌

僕たちが基本セットと呼んでいるものです。 中に入っているのは次の6つ。

  • ミラー
  • 短針
  • ピンセット
  • エキスカベーター
  • 充填機
  • バキューム

これら基本セットは、使用後は洗剤や薬液等で洗浄を行った後に、滅菌パックに詰め、滅菌パックごとの滅菌を行います。

当院にきたことのある患者さんには見慣れた光景だと思いますが、使用する際にはこの状態のまま患者さんのところへ持っていき、患者さんの前で封を開けています。

紙コップやエプロンは患者さんごとに使い捨てです。

紙コップとかエプロンの使い回しなんてありえないでしょ。 前に使ってるなら濡れてるんだからすぐ分かりますよ。

タービンやコントラ(歯を削る器具)の滅菌

診察台の横にある写真のような器具です。

これらは使い回しをしなくて済む十分な数を用意して、午前に使用した分を昼休みに院内の高速滅菌器にて滅菌、午後の患者さんに備えています。

そのまま使い回すようなことはしていません。

ゴム手袋の交換

感染防止用のゴム手袋です。

先の記事では手袋代をケチって手袋をはめたまま手洗いをしているようなことが書かれていましたが、当院では毎回使い捨てです。

手袋装着前に入念に手洗いを行い、その後に新しい手袋を使用しています。

その他、患者さんが使用する紙コップやエプロン、麻酔針やシリンジの先端なども同様に使い捨てです。

ゴム手袋をしないケース

シリコンパテや電気歯髄診(今回は詳細を省きます)など、特定の作業をする時には患者さんにお断りした上で手袋なしで治療する場合があります。

同意が得られない場合には手袋をしたまま治療を行いますのでご安心ください。

スタンダードプリコーション

スタンダードプリコーションというのは日本語で【標準予防策】と呼ばれるもので、「全ての患者さんが感染症であるという前提で、予防策に取り組む」という考え方です。

スタンダードプリコーションについては前のコロナの記事で書いたのでそちらを見てみてください。

患者さん向けに今回改めて説明するページを作りましたが、こんなのは新型コロナの騒動以前から医療業界では普通に行われていることです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

元の記事を見てちょっとイライラしてしまいましたが、それだけ当たり前に行われていることなんだというのを知って欲しいです。

患者さんが感染に対して過敏になるのも理解できるので、不安な点がある場合にはお電話や来院時にスタッフか僕に直接聞いていただいてかまいません。

陽だまり歯科はあなたのご相談をお待ちしております